夏の手

夏は好きですか？

私は日本の夏が苦手だった。家を出ると汗でびしょびしょになったり、洋服がべたべたをしたりするのは毎年嫌だった。東京に５年間住んでいても、慣れてきたとは言えないままイギリスに帰った。

日本の蒸し暑い夏はイギリスの「夏」とは、程遠いものだ。まず「あつい」と言うはず規模がまったく違う。日本で言う「あつい」日は多分、２８～３０度を超える日だと思う。イギリスの「あつい」は１８度ぐらいからだ。今住んでいるスコットランドでは、１５度を超えると「あつい」と言う人がいる。それ以上になると「Taps off！」と言って、シャーツを脱ぐ男の人も少なくもない。。。

本当の暑さに慣れていないイギリス人はよく、暑い日をお祝いする。ビールを飲んだり、BBQをしたり、公園で日を浴びたりして、みんなで日焼けをする。（恥ずかしいことに、ヨロッパではイギリス人旅行者のイメージは多分、英語しか話せない、ビールとケチャップに中毒している、日焼けで真っ赤になった人だと思う。）

それに、あまり暑くならないので、本当の暑さに耐える力・知識・社会的の基盤もほぼない。

今週、イギリスは本当に熱くなる。ロンドンとかで、今日と明日は４０度になると期待されている。保守党党首選の忙しい中でも、政府が天気についての緊急会議を行った。それでこの時期を「非常事態」と呼び、みんなに気を付けるようにアドバイスをした。

私は猛烈の暑さを待っているあいだ、たまたまこの本を拾った：

夏の手・大橋裕之

中学生のみっちゃんは「今年は夏が日本にこないんだよ」と友達のタケシに言うことで、冒険の引き金になる。夏なければお祭りもないと気づく、そしてみっちゃんに夢中でいるタケシともう二人の中学生は急いで計画を作る。それで３人で「夏さん」を日本に来るようにせがむため、夏さんが住んでいるケロ島に行く。

暑い日にサッと読んだ、不思議で可愛い漫画だった。

***

どうだろうね。夏が来なかったら、取り戻しに行く？私は行かないで、ただ秋を待つと思う　笑

久々に食べた、紅芋とバナナのソフトクリーム